講座・イベント開催の様子
5月の講座・イベント開催の様子
おべんとうのおかず
野菜たっぷり弁当
今日は、おべんとう用に工夫がなされたビビンバを教えていただきました。
まずはお肉。タレにキウイをつぶして混ぜ、酵素の力をかりて冷めてもやわらかい焼肉に仕上げます。
ナムルの野菜は4種類。
人参はレモン汁、ほうれん草は砂糖、大根・ズッキーニはにんにく・・・と、それぞれにかくし味をちょい足ししました。
おべんとうのおかずは、つい濃いめの味付けになりがちですが、メリハリのある味にすることで物足りなさが解消できます。
そして、フタを開けた時のインパクト!これまた、おべんとうの楽しみの一つです。
ボリュームと彩、満足感たっぷりの味・・ちょっとした工夫で実現できるのですね。
ごはんはお酢を入れて、いたみにくくするのと同時にうまみをプラス!
ここにも愛情がありました。
おべんとうの彩に入れたミニトマトやフルーツ、レモンなどが残った時のメニューとして、簡単はちみつ漬けを教えていただきました。
はちみつは殺菌効果もあり、滋養強壮、疲労回復に効果があると言われています。
これからの季節、冷蔵庫に常備しておくのもいいですね。
お弁当箱のフタを開けて最初に出てくるもの・・・それは、作った人の愛情かもしれません。
ふるさとの味
宮崎・チキン南蛮
今日のメニューは、チキン南蛮・切り干し大根とあさりの煮物・甘藷のだご汁・甘夏みかんの寒天です。
今や全国区の人気者の「チキン南蛮」
冷たくてボリュームのある料理は、これからの季節に嬉しいメニューですね。
ごはんが進みます。いやいや、ビールが進みます。
家族みんなの大好物になるわけです。
こってりとした印象のタルタルソースですが、ヨーグルトを入れて、コクがありつつもさっぱりした後味に仕上がりました。
今日はムネ肉を使いましたが、好みでモモ肉でもOK。
ムネ肉は柔らかく、モモ肉はジューシーに出来上がります。
元々賄い料理であったチキン南蛮。進化を遂げておいしさを増し、すっかりその地位を確立しました。
家族からのアンコール間違いなし!のおいしさでした。
切り干し大根とあさりの煮物は、あさりの香りとうまみがきいて、薄味にできるところがいいですね。
「絶対家で作ります!」「今度お客様がいらした時は、これにします。」とあちこちから嬉しい声が上がりました。
「家で作ってもらうのが一番嬉しいです。」と田村先生。
栄養のバランス、味のバランス、食感のバランス・・・こんなにすべて整えるのは大変なことです。
なので、今日のメニューをそっくりそのまま夕飯にします。
次回は、6/14(火)「富山・押し寿司」です。
パン教室
ベーグル
今年も開催しますよ~、人気のパン教室・・・第一回目は「ベーグル」です。
むっちむちのもっちもちのつやつや・・・まるで赤ちゃんを表現しているかのようですね。
かわいい形と抜群の噛みごたえが人気の秘密です。
去年から引き続きご参加の方も多く、手つきも慣れていらっしゃいましたが、今回は「茹でる」という作業が加わります。
ここで豆知識!
ベーグルは、焼く前になぜ茹でるのでしょうか。
それは、茹でて加熱することで、発酵、膨張をとめてボリュームを決めてしまい、焼成時にパンが膨らまないようにする。
こうすることにより、ふんわり膨らまない代わりに、歯ごたえのあるパンになるというワケです!
一説には、たまたまオーブンに入れようとしたらお湯に落ちてしまった生地を、そのまま焼いたら美味しかったとか・・・。
扱いやすい生地ではありますが、弾力がある分伸ばすのが結構大変です。思った以上に力が必要でした。
艶肌のポイントは、茹でる時に入れるはちみつです。
そして、今日使った小麦粉「キタノカオリ」はしっかり歯ごたえのある焼き上がりになり、ギュッとつまった甘みとほのかなクリーム色がベーグルにぴったりでした。
次回は、6/23(木)「ピタパン」です。
ガラスのエッチング
フォトフレーム
照明や日の光によって、すりガラス模様がきれいに浮かび上がるガラスのエッチング。
手作り品は、作る楽しみ+使う楽しみがあるところが嬉しいですよね。
今回は、フォトフレームを作りました。
3種類の柄から好きなシートを選びましたが、細かい柄が人気でした。
小さな花模様や、細い茎の部分をくり抜く時は神経を使います。
同じ柄でも、入れる位置や向きが少し違うだけで、雰囲気がガラッと変わるから不思議です。
日付や名前などを入れるとオリジナル度がさらにアップしますね。
楽しかった思い出の写真や、きれいなポストカードなどを入れて・・・。
ガラスの持つ上品さが、お部屋に素敵な空間を作り出してくれるでしょう。
次回は、6/8(水)10:00~11:30
オリジナルミラーを作ります。
季節を歩く
春の三溪園
本牧に広がる広大な土地には、ゆっくりと流れる古の時がありました。
三溪園は、10棟もの重要文化財と3棟の横浜市指定有形文化財を含む、17棟の歴史的価値の高い建造物が巧みに配置されています。
これらの建造物は、生糸の貿易で莫大な財を築いた豪商・原三溪が、明治になってから失われようとしている京都や鎌倉の歴史的建造物を、三渓園一帯の自宅敷地内に移築保存したもの。
自然との調和が、その重厚感をさらに強調させてくれます。
しばし、空に向かって目を閉じ深呼吸。風を感じながらそっと瞼を開いてみたくなりました。
タイムカプセルに乗った気分を味わいたくなる・・・そんな感じでしょうか。
自らも茶人であり、書画をたしなみ、画家たちのパトロンであり、美術品の大コレクターでもあった原三溪。実業家として優れていただけでなく、研ぎ澄まされた感性の持ち主だったのでしょうね。
ぐるっと一日園内を回って1万3000歩!
何度訪れても、四季折々の花木が風情を変え、毎回違う美しさを見せてくれるのでしょう。
もうすぐ、蛍の季節ですね・・・。
親子そば打ち体験
ゴールデンウィーク恒例の「親子そば打ち体験」が今年も開催されました。
定員をはるかに超えるたくさんの方々にお申し込みいただき、先生のご厚意で午後の部も開催することになりました。
それでも全員のご希望にそうことができず、今回ご参加できなかった方々、申し訳ありませんでした。
まずは、先生がお手本を見せてくださいました。
簡単そうに見えましたが、やってみると粉と水を混ぜる作業だけでも難しいです。
ねり方でのど越しが決まります。先生にコツを教えていただきながら頑張りました。
切る時はリズムよく!
あれ?太さが違う?
いいんです!皆さん、免許皆伝の腕前です!
ゆっくり流れる時間に、日本の食文化の素晴らしさを感じますね。
そば粉の香りにお腹がグ~~っ。
自分で打ったそばは持ち帰り、先生が打ってくださったそばを食べました。
打ちたては格別の味わいです。
風味・・・これぞ、味を豊かにする最高のかくし味ですね。
最後に細谷先生からとっても素敵な言葉がありました。
「おふくろの味っていつまでも忘れないおいしさがあるでしょ?それは、お母さんが愛情込めて作るからなんだよ。みんなも、なんでもものを作る時は、愛情込めて作ってくださいね。」
楽しい思い出できたかな!?