講座・イベント開催の様子
12月の講座・イベント開催の様子
和の香り美人
香りの御朱印帳作り
最近はやりの御朱印ガール&ボーイ。
それに伴って、たくさんのオリジナル御朱印帳を見かける今日この頃ですが、手作り以上のオリジナルはありません。
まず、御朱印帳とは・・・から始まり、歴史、御朱印集めの原点、マナーなど、大人としての基本知識をしっかり学びます。
学ぶことにより、これから作る御朱印帳への思い入れが違ってくるものです。
さてさて、勉強をしながらも横目でちらちら・・・先生がご用意くださったたくさんの素敵な和柄の生地が気になります。
気が付けば、すでにテンションはあがり・・・これがきれい!これも素敵!と悩んで選びましたが、やはり皆さん「らしさ」が出ていましたね。
ひと作業ごとに丁寧に説明してくださったおかげで、失敗なく、初めてと思えない出来栄えです。
最後に、先生調合の香りの中から好きな香りを選び、思いのこもった御朱印帳ができました。
御朱印は、同じ人が書いても全く同じものは一つとしてなく、出会いは正に一期一会です。
そんなことにも思いを馳せながら、清らかな気持ちになれたひとときでした。
ホームベーカリー
パネトーネ
今年5回目のパン教室。
中には皆勤賞の方もいらっしゃいますが、今回は成形にかなり手こずりました。
たっぷりバターの生地はベタベタして扱いにくく、フルーツが入っているので、なおさら苦労しました。
でもでも、そこがおいしさのわけなのですから・・・先生の魔法の手を真似て頑張りました!
ギュッと引っ張って、ぐっと押し込んで、くるっと丸めてキュッキュとつまんで、コロコロ形を整える・・・できた!
自分で丸めたパンは、何だかとっても愛おしく感じてしまいます。
今年はパネトーネマザーを使い、フルーティーな香りが引き立つ焼き上がりになりました。
焼きあがった時には、思わず歓声と笑顔がこぼれました。
成形の苦労なんて吹っ飛んでしまうおいしさです。
次回は、2/18(木)くるみパンと胚芽パンを作ります。
お屠蘇作り
日本には、ずっと伝え続けたい風習がたくさんあります。
特に、お正月にまつわる風習は多いですね。その中の一つに、お屠蘇をいただくというのがありますが、意味や歴史、作法はなかなか知られていません。
今日は、そんな勉強から入っていきました。
何事も知っているのと知らないのとでは、物事に対するありがたさが違いますね。
先生のお話はテンポよく、どんどん引き込まれていきます。
材料となる生薬の味や効能のお話の時には、早く調合したくなりました。
基本処方を参考に、スプーンできっちり量をはかりながら調合し、3包の屠蘇散ができました。
1包は日本酒で・・・1包はみりんで・・・。
日本酒は何がいいかな?何時間くらい浸けようかしら?
んー、今度のお正月はお屠蘇が楽しみです。
先生が作ってくださったお屠蘇を試飲しました。
まあ~フルーティーでおいしかったです!
一年の邪気を払い、長寿延命・無病息災を願いながらお屠蘇を飲み、大人のお正月を迎えたいと思います。
極上伊達巻作り
さあ皆さん、今日は擂って擂って・・・ひたすら擂っていただきますよ~!
こんな先生の言葉でスタートしました。
今年で4回目。今やすっかり年末の恒例講座です。
皆さん、汗だくになりながらも協力し合い、なめらかさを追及してすり身を擂りまくりました。
ここでどこまで頑張れるかが勝負です!
なめらかな舌触りと弾力のある歯ごたえ、そして美しく焼き上げるには、どこまで丁寧に擂れるかが重要です。
おいしさの決め手になるところに手抜きは禁物です。
砂糖と卵を交互に加え、すりのばします。
簡単な作業だからこそ、丁寧さを大切に。
何度か砂糖の量を変えて作ってみて、「我が家伝統の味・秘伝レシピ」が自分から始まる・・・なんて素敵ですね。
館内中が甘い香りに包まれた頃、ふんわりきつね色に焼き上がりました。
しっかり巻いてギュッと縛ったら、あとは味が落ち着くのを待つばかりです。
今日作ったのは味見。お正月用は、ぜひもう一度作ってくださいね。
四季の彩
冬色の食卓
新年を飾る上品な食卓ができました。
オーブンで焼いたチキンは、ジューシーなのにカロリー控えめが嬉しいです。バルサミコソースがインパクトを加えてくれました。
奉書巻の大根を桂剥きにする時は、緊張が走りました。ベテランの皆さんとはいえ、「桂剥きなんて、日頃のお料理ではめったにやらないわよねー。」という声があちこちから・・・。
丁寧に剥いて、塩水につけて、白く透き通る奉書巻になりました。短時間でも、しっかり味がしみていたのにはびっくりしました。
メニューにはありませんでしたが、大根の皮はきんぴらに、芯の方は薄切りにしてなますにしました。皿盛りにする時は特に、丸い形がおめでたさを演出してくれますね。
白味噌仕立ての雑煮椀は、コクと出汁の優しい風味のバランスがおいしさの決め手です。
見た目にも優しい感じで、心まで温まります。
お雑煮は、地域によって風土に根付いたおいしさがありますが、三が日のうちの一日を、いつもと違う味で祝うのもいいかもしれませんね。