新年を飾る上品な食卓ができました。
オーブンで焼いたチキンは、ジューシーなのにカロリー控えめが嬉しいです。バルサミコソースがインパクトを加えてくれました。
奉書巻の大根を桂剥きにする時は、緊張が走りました。ベテランの皆さんとはいえ、「桂剥きなんて、日頃のお料理ではめったにやらないわよねー。」という声があちこちから・・・。
丁寧に剥いて、塩水につけて、白く透き通る奉書巻になりました。短時間でも、しっかり味がしみていたのにはびっくりしました。
メニューにはありませんでしたが、大根の皮はきんぴらに、芯の方は薄切りにしてなますにしました。皿盛りにする時は特に、丸い形がおめでたさを演出してくれますね。
白味噌仕立ての雑煮椀は、コクと出汁の優しい風味のバランスがおいしさの決め手です。
見た目にも優しい感じで、心まで温まります。
お雑煮は、地域によって風土に根付いたおいしさがありますが、三が日のうちの一日を、いつもと違う味で祝うのもいいかもしれませんね。