今年度は「ふるさとの味」と題し、毎月1回さまざまな地方の郷土料理のレシピをご紹介します。郷土料理は、地方の気候・風土に根付いた産物を使い、独自の調理法で作られる伝統料理です。その食文化には、多くの工夫と優しさが込められています。
第一回目は、鹿児島奄美群島の郷土料理「鶏飯」です。
鶏飯は鶏がらスープをかけて食べる、お茶漬けに近い食事です。
今回は、鶏胸肉と錦糸卵、三つ葉、紅ショウガ、ゴマでいただくさっぱりしたおいしさのレシピをご紹介いただきました。
鶏肉は下味が大切です。生姜のスライスをのせて酒をふりかけ、臭味を取ります。
卵は、錦糸卵もきれいですが、1.5cm角に切って全体に散らすとボリューム感が出ました。
椎茸や油揚げの甘辛煮、薬味にはゆず、大葉、みょうがなどなど、いろんな味を楽しんで自分好みを見つけたいですね。
普段の食卓にはもちろん!食欲のない時にも、〆の一品にも・・・活躍の場はたくさんありそうです。そして、好きな配分で具や薬味をのせていただく、肩の凝らないおもてなし料理です。
1回分は少なく盛って、何回もおかわりしたいです!
次回は、5/25(水)「宮崎・チキン南蛮」です。